┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
       ユースファシリテーター・ダイアログ
    〜ワークショップの未来をシェアする〜

  2008年10月11日(土)12日(日)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■■■「ユースファシリテーター・ダイアログ〜ワークショップの未来をシェアする〜」■■■

日本にファシリテーターという概念がもたらされたのは今からおよそ15年前。
当時日本に全く普及していなかったこの役割を、先人達はまちづくりの場、市民運動の場
また野外教育の場などで、「ワークショップ」という言葉の普及とともに、確実なものとしていきました。

ファシリテーターのスキルとして磨かれていった様々な手法。
そこには、作り手としての「皆で深い学びを得ていきたい」
「参加型の社会を目指したい」といった想いが込められていました。

そういったスキルは会社の実績を上げるトレーニングとしても注目をあび、
外部のファシリテーターを社内の会議に呼ぶと言った話も珍しいものでなくなっていくと同時に、
どこかに僅かな齟齬が生じたのも事実でした。

本来のファシリテーターが目指したものは「皆で深い学びを得ていきたい」
「参加型の社会を目指したい」といった事であったはずなのに、
そのファシリテーターの用いていた技術のみが一人歩きし、経済合理主義を助長しているという現状。

一方で、市民運動の場、また野外教育の場などが盛んになるにつれ、
本来のファシリテーションの想いに触れる若い世代も著しく増えてきています。

そんな今、日本にファシリテーターという役目を根付かせた先輩の元、
多くのファシリテーターのたまごたちが自らの得意分野で一人前として活動しつつあります。

今回、そんな第二世代のファシリテーターたちが、日頃どんな想いでファシリテーションと向き合い、
どんな想いで自らの場をもっているのか。
今あらためて、これからのワークショップというかたちをどう捉えているのか。
そして、後世に引き継いでいくべき自分の役割、ファシリテーションの根幹の部分とはどういうものなのか。
それを、ゲストを交え、若手のファシリテーターが一堂に会す形で話し合いたいと思います。
皆様ふるってご参加ください。


■■ 日程 ■■
2008年10月11日(土)12日(日)両日とも10:00〜17:00(受付9:30)

■■ 会場 ■■
神木山 等覚院 (しぼくさん とうがくいん) http://www.tougakuin.jp/
JR南武線 武蔵溝ノ口駅、東急田園都市線 溝の口駅、小田急線 向ヶ丘遊園駅、 各駅からバス10分

■■ 参加費 ■■
10月11日(土)あるいは12日(日)のみ5,000円(※プログラム費のみ。食事は各自持参)
両日参加(日帰り)10,000円(※プログラム費のみ。食事は各自持参)
両日参加(宿泊)16,000円(※プログラム費、宿泊費、11日(土)夕食込み)
・プログラムの進行上、途中参加、途中退出はご遠慮ください。
・お申込み後、お申し込みを受理した旨のご連絡(参加要項)をお送りします。
・10月1日以降のキャンセルは、キャンセル料を申し受けます。ご注意ください。
 (10/1以降=参加費の50%、講座当日=100%のキャンセル料を申し受けます)

■■ 対象 ■■
・20代を中心とした若い方々
・実際にご自身でファシリテーターを行っている方(仕事でもボランティア、サークルなどでも構いません)

■■ 定員 ■■
日帰り参加:各日20名 / 宿泊参加:10名(※先着順となります)

■■ プログラム ■■
【10月11日(土)プログラム】
10:00 ゲスト(川中氏×岩本氏)のディスカッション&ダイアログ
11:30 午後の説明(話したいテーマを出し合い、セッションをする)
12:00 昼食(弁当持参)
13:00 午後の部
16:00 全体シェア
17:00 終了
【夜間プログラム※宿泊者のみ】
18:00 食事
21:00 夜プログラム
23:00 就寝
6:00 読経
7:00 境内を雑巾がけ
8:00 朝食
9:00 支度
【10月12日(日)プログラム】
10:00 ゲスト(青木氏×栗山氏)のディスカッション&ダイアログ
11:30 午後の説明(話したいテーマを出し合い、セッションをする)
12:00 昼食(弁当持参)
13:00 午後の部
16:00 全体シェア
17:00 終了

■■ゲスト■■
【10月11日(土)】
■川中大輔さん(シチズンシップ共育企画)http://homepage2.nifty.com/citizenship/
略歴:
98年から野外教育や不登校児童支援の活動に取り組み始め、
NPO法人BrainHumanity副理事長ほか歴任。 IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]フェロー、
大阪成蹊大学芸術学部非常勤講師、大学コンソーシアム京都研究主幹などを経て、
現在はシチズンシップ共育企画代表・ファシリテーター、京都市ユースサービス協会企画委員ほか。
「学ぶこと」と「社会にかかわること」の両方のおもしろさがわかる「学びのデザイン」について関心を寄せ、
全国でこれまで260本以上のワークショップを担当。2006年には中央教育審議会スポーツ・青少年部会にて招待口頭発表。
大分県教育庁、徳島県立海部高校、兵庫県立加古川南高校、国立青少年教育振興機構、筑波大学などでWSを実施。
甲南女子大学、大阪樟蔭女子大学、岐阜県立森林文化アカデミー非常勤講師なども務める。

■岩本悠さん http://plaza.rakuten.co.jp/yougakudiary
略歴:
学生時代、一年間大学を休学し世界中を周る。「世界が僕の学校だ」と、国際NGOなどの現場でインターンをする。
その後一年間オーストラリアへ留学し、成人教育を学ぶ。帰国後、『流学日記』を出版。本の印税等でアフガニスタンに学校建設。
『こうして僕らはアフガニスタンに学校をつくった』を出版。その後、ソニーで人材育成、組織開発や社会貢献事業に従事する傍ら、
ゲンキ地球NETの代表として途上国の支援活動や流学制度づくりを進める。
2007年に日本海にある海士(あま)という島で持続可能なまちづくり&人間力育成のモデルづくりに取り組む。

【10月12日(日)】
■青木将幸さん(青木将幸ファシリテーター事務所)http://www.aokiworks.net/
略歴:
「日本を市民社会にするにはプロ意識と志を持ったファシリテーターが3万人は必要」というのが持論。
現在は、参加型会議の進行役である「会議ファシリテーター」をはじめ、
参加型&体験型の研修をすすめる「研修ファシリテーター」の実践と育成を主に行っているが、
将来的には、学校での教育をより参加型にする活動や、子育て支援、地方議会や国会での話し合いをより民主的にする活動、
戦争地域や紛争地域などでのファシリテーション、人間が心から安心できる癒しの場づくり、
円満な家族会議のサポートなどにも関わりたいと考えている。
現在、青木将幸ファシリテーター事務所:代表、公益・非営利支援センター東京(はむ):共同代表
国際環境NGO・A SEED JAPAN:人材育成担当理事 などをつとめ、
主に会議進行、研修講師、各種ワークショップやシンポジウムの企画などを手がけている。

■栗山宗大さん(脚本家/有限会社FireWorks取締役)
http://www.fireworks-film.com/index.html
略歴:
2003年、地域密着型・市民参加映画を企画・実施する映画製作会社FireWorksを起業。
「映画×まち」な人生がはじまる。全国各地の映画づくりで「10万人以上の人間」を巻き込んでしまう。ちょっとびびる。
愛媛県西条市の合併記念映画製作事業では、「2005日経地域情報化大賞MJ賞」を受賞。
東京都東大和で製作した「人生ごっこ!?」(2006年)は「ミンスク国際映画祭映画記者審査員特別賞」を受賞するなど、
数多くの映画祭へ羽ばたいた。
「脚本家」「映像プロジェクト・プランナー」として、全国津々浦々、「まちの笑顔」の創造を志している。

■■ 主催 ■■
「U30プロジェクト(志塚昌紀、今井達也、中島光信) w/ワークショップの源流をさぐる読書会」

■■ お申し込み&お問い合わせ先 ■■

お申し込みは下記のフォームから送付してください
http://my.formman.com/form/pc/8Pe7QOT85ZwtJOmc/
申込み確認後、折り返し事務局から返信させていただきます。(2〜3日以内)
お問い合わせにつきましては、事務局までメールにてご連絡ください
事務局メールアドレス(担当:志塚 siz.k@nifty.com
 
※お問い合わせメールの件名には「ユースファシリテーターダイアログ」+お名前を入力してください